
流行りの“LinkedIn”を活用した採用について【LinkedIn活用シート付き】
こんにちは、「青春」と「愛」を軸に、採用マーケティング支援を行なっているHeaRです。
ここ最近、採用活動でも使われているLinkedIn。まだ日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外や東南アジアでは一般的になってきています。
「LinkedInを活用した採用に興味はあるけど、まだよく分からない!」
という方は、こちらのnoteを参考にしてみてください!
LinkedInを採用活動で利用する際のポイントはこちらの資料をご覧ください!
Linkedinとは
LinkedIn(リンクトイン)は数あるSNSの一種ですが、その中でもビジネスユースに特化しているのが特徴です。公的なプロフィール(履歴書)としてて活用するばかりでなく、取引先の人とつながるために使ったりなどビジネス寄りのSNSです。
LinkedInの特徴
・自分のプロフィール(職務経歴やスキル)を発信することができる
・社会的な人脈づくりができる
・経営者などのエグゼクティブクラスと直接コンタクトをとることができる
・業界や各企業の情報を収集することができる
・ビジネスをする上でのパートナーや人材を探すことができる
LinkedInを使った求人活動が多い業界は?
LinkedIn社の調査によると現在、LinkedInで求人が多い業種はIT業界という結果がでていますが、求人の職者を見ると、
エンジニア、事業開発、セールス&マーケティング、プログラミング、総務、財務、プロダクトマネジメント、経理、人事など。
このように幅広い職種で求人活動がされていることがわかります。
優秀な人材を獲得できるLinkedInの活用方法
会社ページでは、自社の紹介や自社に関する投稿ができると同時に、求人を掲載することができます。それにより、興味を持った人が求人も同時に目にするような導線設計が図られています。
また、会社ページ掲載には有料版と無料版があります。それらは掲載できる情報量・項目が異なってきます。
■会社ページ掲載(無料)
・会社紹介のサマリー
・求人情報(求人しているという情報だけで求人の詳細を掲載することはできません)
無料版ではLinkedIn上から直接求人応募はできません。
会社紹介サマリーに自社ホームページやURLを掲載できるので、そちらから応募してもらう形になります。
■会社ページ掲載(有料)
有料版は、無料ページ版の機能に追加して、
・社員紹介
・写真を活用した会社紹介
・フォトギャラリー
・社員ブログ
・企業文化関連データ
が掲載可能です。
有料版にすることで、企業を詳細に伝えることができます。そして有料版ではLinkedIn内で直接応募することができます。
■スカウトメールの配信(有料)
「リクルーターライセンス」というプランを購入すれば、検索機能で見つけた人材にLinkedIn内でスカウトメールを送ることができます。
また、配信対象を絞り込むことも可能です。スキル、会社名、役職、卒業年、学校、所在地など、自社の採用要件に合わせて細かく設定が可能です。
採用にLinkedInを活用した事例3社
①メルカリ
「“顔の見える”プロフェッショルとつながれる」「ゆるくつながりながら自社のファンを増やしやすい」といった理由から、採用でも活用しているメルカリ。
単にLinkedInを通じてスカウトメールを送るのではなく、採用したい対象を集めて「ミートアップ」の招待を送るという手法をとっています。
②エクスペディアホールディングス
旅行予約サイトとして有名なエクスペディア。
LinkedInを使ったダイレクトソーシングでコスト削減と採用のリードタイム縮小を実現(人材紹介を使わなかったため)。
③常石グループ
常石グループは、「会社の認知度が低い」「ターゲット人材となかなか出会えない」という課題がありLinkedInを活用。
会社ページを作成し、会社の最新情報や社内イベントなど「ツネイシで働く魅力」を定期的に配信しました。
その結果、LinkedInを通して1万人近いのターゲット層を、会社ページのフォロワーとして獲得しています。
大手のイケてるベンチャーのみならず、中長期的に活用することで、認知度が低い企業でも成果を出すことが可能です。
LinkedIn採用に向けたステップ
LinkedInを活用した採用を実施する上で大事なステップがあります。
0.企業準備
LinkedInで採用活動を始める前に、自社がどのような事業を展開していて、どのようなKGI/KPIを伸ばす必要があって、それらの指標を達成するためのスキルやマインドを分解していく必要があります。
・事業理解
・魅力の整理(4P・コンセプト)
・採用計画策定
・ペルソナ策定
・採用基準の策定
・議事録の統一・ルール化
・面接官のロープレ
・競合他社分析
1.現状確認
すでにある場合は登録数やフォロワー数、管理状況、有料サービスの利用状況などを確認します。
また、社内の従業員がLinkedInを利用しているかも確認しましょう。
2.戦略策定
課題を整理し、LinkedInを具体的にどのように活用していくかを決めます。
採用目的のために使用する場合は、企業文化の醸成と紹介や有料プランを利用する場合は求人票を整えることも大事になってきます。
3.計画実行
戦略に沿って実際に運用を進めていきます。
会社としての発信内容(コンセプト)に一貫性を持ちつつ、自社が求める人物像(ペルソナ)に応じた情報発信が出来ているのか、日々確認しながら実行していきましょう。
具体的な内容/手順についてはこちらより、ご覧ください!
まとめ
LinkedInに限らず、媒体を用いて発信する際は、企業準備の段階から戦略的に行う必要があります。
自社の魅力をターゲットに理解してもらえるように活用していきましょう!
※参照:https://www.enworld.com/blog/2019/12/about-linkedin
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