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新卒採用の要となるインターンシップに、学生が求めることとは?

こんにちは、「青春」と「愛」を軸に、採用マーケティング支援を行なっているHeaRです。

少子高齢化に伴い、人材の獲得が難しくなっている中で、企業は採用活動の一環として、インターンシップ(以下、インターン)にも力を入れるようになってきました。

そして、なんと8割以上の学生がインターン企業の本選考に応募するほど、インターンは採用においてとても重要なプログラムになります。

そこで、今回は最新の動向や学生がインターンに求めることを知った上で、どのような設計が良いのかをご紹介します。


新卒採用の傾向

①学生のエントリー数は減少中。母集団形成が難問

19卒就活生のエントリー数は、1人当たり26.2社と、30社未満になっています。
売り手市場であることもあり、内定がもらいやすく、とりあえずたくさんの企業を受けようとする学生が年々減少傾向にあります。
そのため、いつまでたっても、受け身スタンスで、学生を選ぼうとする企業では母集団形成困難になります。
母集団形成が難しいなかで採用広報や、オンライン上で認知を獲得していくことも重要ですが、同時にオフライン=説明会や座談会でいかに、学生との出会いを大事にし魅力付できるかが肝になってきます。

②学生の意思決定は早まる傾向
エントリー数の減少に伴い、面接を受ける企業数も減少し、その分 意思決定の時期が早期化する=早く就活を終わらせる動きが見込めます。
内定取得が簡単な売り手市場の今、選考中にいかに学生に魅力付し、心をつかめるかが重要です。

③徐々に学生の志望度を向上させるためのサポートが必要
今のような売り手市場では、最初から入社意欲の高い学生に出会うことは多くありません。
そのため、自社にそこまで高くない志望度であったとしても、選考段階(インターン)で徐々にあげていけるような設計が大事になってきます。
どの企業も採用に力を入れている今、早めに動きつつ、早期に学生に選ばれるような接点作りがポイントです。
そして、ここ数年「働きやすさ」「福利厚生」だけ打ち出しても簡単には採用できません。
近年の傾向として、“やりがい”“働く環境(一緒に働く人)”に興味を持っている学生が増えてきました。
そこで、企業の魅力を4つ(4P)に分類したときの全ての項目でなにかしら惹きつけられるように事前に整理し、学生のニーズに応じて魅力を話せるように準備しましょう。


④成長を応援し、育てる選考体験が大事
母集団が少ないことは前提で、採用を成功させるには、会った学生をいかに大事にするかが重要になります。
次ステップへの呼び込みなどの労力を惜しまず、 また、一人ひとりと接点を豊富に持ちながら、意欲を高めていく。こちらから積極的に学生の意欲を高める動きが欠かせません。

最近では、選考段階中に課せられる課題をメンターがついて指導したりすることで、学生と密にコミュにケーションをとりながら成長を感じられるような選考体験を提供している企業もあります。

学生がインターンに求めること

そもそも学生がインターンに参加する目的をどこにあるのでしょうか。
これらを知った上で、学生が望んでいるインターンを設計していきましょう。

インターン探しで大事にしている軸には大きく3つあります。

①会社のことを深く知れるのか
②インターンを通して成長できるか
③具体的な業務をイメージできるのか

実際にインターンに参加した学生の声をみていくと、学生が望んでいることがわかります。

インターンに参加した学生の声

こちらはディスコ社による 2020 年 3 月卒業予定の全国の大学 3 年生へのアンケートの一部です。
インターンに参加した学生がインターンでどのような点がよかったのか&悪かったのかをまとめてくれています。

■参加したインターンの良かった点
いろいろなキャリアの社員と話すことができて、業界やその企業についてより理解を深めることができた。

○比較的短い時間で、基礎的なことから最新のことまでを知ることができた。また、グループワークのフィードバックで厳しいことも含めて現実的な意見を言っていただけてよかった

○まったく知らない業界・職種だったが、よく理解することができたし、ワークの密度も濃くフィードバックもあり、大きく成長できたと感じた点。

○B to B の営業を体験できたのはとてもよかった。また、懇親会などがあったため、社員の方の本音を知ることができたのもよかった。 

○毎日チーム内でフィードバックをし合う時間があり、それが日々のモチベーションになった。自分がどういう人間か客観的に知れて自己分析に役立った。 

○質問があったら、社員の方がすぐに駆けつけてくれて、正解に導いてくれた。みなさん接しやすかった。

○人事の方が積極的にコミュニケーションをとってくださり、非常にいい雰囲気の中、インターンが進められた
こと。

■参加したインターンで不満に思った点
○まだグループワークに不馴れな学生が多い中で、学生に対するフォローがほとんどなかった。

具体的な仕事内容についての説明がなく、企業研究としてはやや物足りなく感じた。

メンター社員の態度が、基本的に否定から入ることが多く、話していてあまり心地よくなかった。

学生の心を掴むインターンを設計する上で大切な3つのポイント

インターンを設計する上で、大事なことは大きく3つ。

①流れを明確に
②コンセプト策定(自社の魅力を整理)
③成長を感じられるような設計

では、この3つを詳しく見ていきましょう。

①流れを明確に

インターンを取り入れた新卒採用までの道のりには大きく3つのステップがあります。

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STEP①夏インターン:自社のファン化
ここでのポイントは、どのような学生でも自社を好きになってもらう&興味をもってもらえるような設計・プログラムにすること。
他社との違いや魅力を明確に伝えられるようしましょう。

STEP②秋インターン・合説:事業・人で惹きつける
ステップ①だけでなく、②においてもファン化は継続的に必要です。
ここでのポイントは、ファンになった学生は、企業について具体的に調べ始めます。どのような事業を展開しているのか、そしてどのような人と働くのかに興味をもっています。その疑問を解消できるような設計にしていくことです。


STEP③冬・会社説明会:仕事に興味を持ってもらう

事業を理解したら、 どうやってその事業に関わるかが気になるので、日々の業務や細かいところまで学生の気になる部分を解消していきましょう。

②コンセプト策定(自社の魅力を整理)
自社のコンセプト策定に関しては、こちらのnoteをご覧ください。

企業の魅力を打ち出す際に、4Pというもので分けることが可能です。

「人が組織に共感する要素」として、「4つのP」があるといわれています。

①Philosophy=理念・目的:組織のビジョン・目的に対する魅力
②Profession=仕事・事業:組織の活動に対する魅力
③People=人材・風土:メンバーと接する事で得られる魅力
④Privilege=特権・待遇:組織に属する事で得られる処遇や特権

ただし、あらゆる企業が、この全てを満足に提供できる訳でもありませんし、提供しなければならないというルールもありません。それぞれの企業には個性や独自の強みがあります。
強みとなる部分は、普段から経営戦略の中で掲げている場合もありますが、あらためて採用ターゲットの人物像を考えてみて気づくこともあるかもしれません。就職活動をしている学生の立場になると魅力に感じる部分がまた違ったところにも存在し得るということです。出来るだけ俯瞰した目線で考えていきましょう。

魅力を整理する上で役立つワークシートもこの際にご活用ください!


③成長を感じられるような設計

上記でもあったように、学生はインターンに対し、成長を求めています。

そこで、適切なフィードバックを行なったり成長を感じられるような設計が重要になります。

どこでも行われているようなグループディスカッションやただの雑用だと、信頼や興味を損ないかねません。

そこで、ある企業では、フェルミ推定やその人が十分力を発揮できるような選考体験を踏めるようにしています。

現場の仕事や業務・空気感がわかるように、メンバーにも協力してもらいながら挑むと良いでしょう!


まとめ

インターンシップのコンテンツを設計する際には、しっかりと学生目線に立って考えることを忘れてはいけません。

学生目線に立った上で、どのようなコンテンツなら成長を実感できるのか、自社のことを深く理解してもらえるのかを考えていきましょう!


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